FTP/SFTPサーバーへの自動ファイル転送

このページでは、WinSCPを使ってFTP/SFTPサーバーに自動的にファイルを転送したり、ファイル/フォルダの同期を行う方法について説明します。

WinSCPはスクリプト機能を備えており、これを利用することでファイル転送やフォルダの同期といったさまざまな処理を自動的に実行できます。

コマンド

WinSCPのスクリプト機能では、実行したい処理をコマンドで記述することで自動的に実行することができます。基本的なスクリプトの流れは次のようになります。

  • option batch onコマンドとoption confirm offコマンドを実行し、進捗表示および各種確認表示を抑制します
  • openコマンドを実行してホストに接続します
  • 目的の処理を実行します。ファイルをアップロードするにはputコマンドを使用します。ダウンロードはgetコマンドで行えます。また、synchronizeコマンドで指定したディレクトリを同期させることもできます。そのほかコマンドの詳細はコマンド一覧を参照してください
  • exitコマンドを実行して処理を終了します